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TNS 捕捉好中球症候群 ボーダーコリー  








ボーダーコリーの致死性遺伝性疾患
 TNS 捕捉好中球症候群
の発症犬、FIOの飼い主さんが書いた文章です。

最近ではCL病のキャリア率よりもTNSのキャリア率が高くなっています。

最近ボーダーコリーを飼い始めた、これから飼う予定がある方には
読んでいただきたいと思います。
体調が悪く、病院へ行ってもTNSと診断されるのは稀かも知れません。

FIOはTNS発症ですが、今年で7歳になりました。

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長くなりますが、TNSに興味をお持ちの方のみお読み下さい。


TNSの発症犬が居れば力になりたい!!
そう思って時間がある時には検索して該当する子がいないか?探してはいるのですが難しい。
そもそも発症してもTNSだと見極めてもらえる子がほとんど居ないのが現状です。
キャリア率から考えて本当はもう少し出てもおかしくはないはずなのに・・・
ほとんどの子は突然死、原因不明死、またはシステンバーなどと片付けられて見つかるのは氷山の一角。
早く発見し、適切な対応をすれば命を落とさずに済んだかも?そう思うと残念でなりません。


TNS=免疫力が下がり感染症にかかりやすい。
と医学書でもネットでも昔の情報しか載っていません。
故に飼い主さんは免疫力を上げてと読み取れます。
それは間違いで、免疫力を上げる事が命取りに繋がるなんて言えなかったからです。 

確かにTNSは白血球が通常の最低値の1/3程度しかありません(正常時)でも、
それなりに免疫を維持し常に感染症にかかりやすいか?と言うとそうでもないのです。
しかし・・・発熱、跛行、下痢、嘔吐など多種多様の病状が現れます。
これって何?って事です。

感染症由来なら抗生剤が効くはずですが多種多様な抗生剤を試してみても症状が改善されず・・・・・
唯一症状を抑えることができるのがステロイドだったのです。

私は獣医師でも医学を勉強したわけでもないので、医学的知識はありません。
だから私の言うことは正論ではないかもしれないけど7年間TNSと向き合って感じたこと、
実践の中から解った事を書いています。

TNSの子が多種多様な症状を発症する正体は自己免疫が絡んでいる病気だからです。
故に免疫を上げると自分で自分の体を攻撃し返って病状の悪化に繋がる結果を何度も経験したからです。
ステロイドですが上手く付き合えば病状を抑えて高いQOLを維持し暮らすことができるかもしれない。
適切なアドバイスをくれるお医者さんを紹介することもできます。
だから、TNSの発症犬をもし見つけられた方はお知らせ頂けると嬉しいです。


あっ、それともう一つ!!これは特に医療関係に携わっておられる方に読んでいただきたい事が一つ。
先ほどもTNSの発症犬は白血球は通常の最低値の1/3と書いていますが、
これは病状が出ていない状態でCRPが1以下の時の事です。
TNSは症状が多岐にわたり見極めるのが困難な病気です。
ただ2つのキーワードが一致すればTNSを疑ってください。

一つは若いボーダーコリーである事。
もう一つはCRPが非常に高いにも関わらず、他の検査数値に異常が見られない事。


時に白血球は好中球は通常値を示します。なんで?好中球が減少するのがTNSでしょう?
その思い込みが、これがこの病気の発見を妨げる罠なのです。 
検査結果に異常が現れるのはCRPだけ・・・・
な訳はないのです。はじめに書いたようにTNSの子は白血球が
もともと少ないから体の中で炎症を起こし増えても、
一般的に子の通常値なのです。
また好中球も体のどこかで炎症が起これば増えます。
65%〜80%あっても不思議ではないのです。

どうか医療関係に関わっておられる方、若いボーダーコリーで血液検査で
特に異常は見られないのにCRPだけが異常に高い・・・・
そして、抗生剤の効果が見られない場合がTNSを疑ってください、
速やかな遺伝子検査をオススメします。
また、抗生剤は予備的に使用しメインをステロイド投薬に切り替えてください。
そうする事で命を救えます。FIOは安楽死を提案されました。
その時点で同意していれば今のFIOは存在していません。

TNSを発症したからと諦めないでください。
その子にも普通の子と同じく明るい未来が待っているかもしれないのですから。
また、遺伝病で一番大切なのは交配前に検査をして発症犬を産まない事。
これを確実に守って頂ければ病気で苦しむ子は出ないのですから。

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Posted on 2018/12/18 Tue. 20:10 [edit]

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TNS(遺伝性好中球減少症 ) という遺伝病知って下さい!  







遺伝性好中球減少症(TNS)という遺伝病をご存知でしょうか??
勿論、知っている方は知っている。ボーダーコリーを飼っている方でも知らない方は知らない方も
当然いらっしゃると思います。
知らない方は是非、この機会に少しでも病気の事を知って下さい・・。

dog actuallyでは、
犬のゲノム研究が明らかにしてきたこと (12) - 白血球の遺伝病、遺伝性好中球減少症 (TNS)
で、2013年に記事になっています。

JBCHNにも、 TNS(捕捉好中球症候群)にも症状等が書かれています。

病期に付いての説明は最近では、ブリーダー紹介サイトにも書かれていますが・・
NCL同様に、やはり現実の声や状態を見て頂いた方が、他の飼い主さんもより身近なものとして
実感出来るだろうと思います・・。

既にご存知の方も多いとは思いますが、TNS発症犬のFIOちゃんを飼っている
FIOパパさんのブログがあります。
その中で、雑誌の取材を受けられた時の原文が書かれています
雑誌Wanの原文

FIOパパさんには、アノンのブログでTNSのこと・FIOちゃんの事を紹介して
リンクを貼らせて頂いても良いかとお願いし、快諾して頂きました。

FIOちゃんは今年5月に4歳になりました。
何度も調子を崩しながらも、しっかりと頑張り生き続けてくれています。
FIOパパさんも表にこそ出しませんが、致死性遺伝病の発症犬を看るという事が
どれだけ辛く、負担に感じるかは容易に想像出来ます。

しかし、NCLに限らず致死性遺伝病の発症犬を飼っている飼い主さん、
飼っていた飼い主さん達の思いは同じかも知れません・・。
「TNS、NCLなどの遺伝病で苦しむ犬をもう見たくない」
実際にアノンの面倒を見ている時、僕自身もよく思っていました。

是非皆さんにTNSの事、FIOちゃんの事も知って頂きたくブログに書かせて頂きました。






Posted on 2015/09/30 Wed. 19:47 [edit]

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