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キャリア犬について。  







NCLの事を書くと必ず出てくるのがキャリア犬の話です。
キャリア犬は健康上何も問題はありませんが、繁殖には向いていないと言われている
事が多いのですけど。

以前も書きましたが、クリア×キャリアでは発症犬は生まれません。
ただキャリア犬は生まれてくる可能性はありますよね。
現在の日本でキャリアを繁殖に使うなとかという法律も何もありませんから、
繁殖する方の自由ですし、これまでクリア×キャリアの繁殖をしている犬舎もありました。

欧米ではクリア×キャリアの繁殖は通常通り行われているのでしょうが、
今の日本ではそのキャリアの犬が死ぬまで、作り出した繁殖者の方が
チェック可能なの?という疑問も僕はあります。
「この子はキャリアですから繁殖は禁止です、一筆書いて下さい」と言っても
繁殖させる人は出て来ますよ、クリア×キャリアであれば問題ないんだろう?と。

それであれば必ず避妊・去勢手術を作り出した繁殖者側が責任を持って
行うとかしないと、また何処かで偶然にキャリア×キャリアが出ないとも限りません。

現在の日本の動物関連法案やJKC等の遺伝病に対する取り組みだと
とても欧米諸国と同様のクリア×キャリアの繁殖には無理があると僕は思います。
その繁殖者が自分が作り出したキャリア犬を何処まで責任を持ち追跡管理できるのかという
事にもよるのでしょうけど・・。

真剣にボーダーコリーに向き合い勉強している繁殖者ばかりではありません。
所謂、パピーミルとか自称ブリーダーさんがそうですよね・・。
遺伝病の知識も毛色の知識も何も無く、ただ交配させ生まれた子犬をペットショップへ卸すだけ。
仮にそんな繁殖者達がもし、繁殖犬の遺伝子検査をしていたとしても
クリア×キャリアだから発症は出ないから繁殖させるのは容易に想像できます。
そして買う側も知らないうちにキャリア犬を買ってくる、可愛い!大会で良い成績出したから
子供を産ませよう!と素人繁殖が始まらないとも言えません。

日本のような犬猫に対して未成熟・発展途上?みたい所では他国とは同様の
繁殖者のモラルなど持っていない人も居ますし・・。

NCLの発症犬を飼っている僕からすると、どんなに繁殖者が問題ない・管理もしっかりしていると
言ったとしても、クリア×キャリアはどうにも怖いというか、悲しいというか・・。
そういう感情が先に出てしまいます。


丁度、こんな記事が出ていました。

「日本と海外の動物法を徹底比較する」シンポジウムレポート(5)

Posted on 2015/05/12 Tue. 11:12 [edit]

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